記事要約
『ファイザー社は、ワクチンと併用されるCOVID-19経口薬の1日2回の服用を求めています』
同社は、本薬が承認されてワクチンと併用で義務付けられることを確信しておるため、臨床試験終了前にすでに製造を開始しており、年末までに発売される予定です。
同社のコロナワクチンは、同社の時価総額を驚異的に上昇させました。
同社CEOのアルバート・ブーラは9月1日に次のようにツイートしています。
「COVID-19に打ち勝つには、ワクチンと治療薬の両方が必要になるでしょう。弊社は、入院していない低リスクの成人を対象とする経口薬の第二相試験(全三相)を開始しました。」
また、同社は、同週に発行したプレスリリースで次のように述べています。
「本薬は、入院を必要とせず、感染の初期段階に経口投与されることで、逼迫する医療ニーズに対応できる可能性があります。このプロテアーゼ阻害薬による治療は、SARS-Cov-2と診断されて症状があるものの、入院や死亡に繋がりうる重症化リスクにはない患者を対象にしています。」
NATIONAL FILE 2021年9月1日
コメント
コロナウイルスが人間の体内で増殖するうえでは、タンパク質分解酵素の「プロテアーゼ」が機能しますが、この酵素を阻害する薬が「プロテアーゼ阻害薬」でして、ウイルス増殖を抑える薬ということです。
プロテアーゼ阻害薬という類の薬は、(本薬とは成分が異なりますが、)抗HIV薬としても使用されているようです。
私は、RNAウイルス万能薬のアビガンで結構ですし、ワクチンは結構でございます。
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