北京で「汎用AI」が誕生しつつあるというニュースです。
自由と雇用の破壊者たち 〜 第四次産業革命とビッグテック その1では、ビッグテックがすでに活用している「特化型AI」ではなく、「汎用AI」が誕生すると9割の雇用崩壊が始まるとされていると書きました。
(実際には特化型AIでも未曾有の雇用崩壊が起こりますし、既に始まっていますが…)
ニュース記事要約
『中国AI研究、米を逆転 論文の質・量や人材で首位』
中国AI研究、米を逆転 論文の質・量や人材で首位 日経新聞 2021年8月8日
中国、北京の清華大学に2021年6月、(才色兼備の)女子が入学しました。「か・ちひょう」(華智氷、Hua Zhibing)さんという名前のバーチャル学生です。中国版のツイッター微博(ウェイボ、Weibo)で話題になっています。
認知レベルが人間の6歳に相当し、1年後(2022年夏)には12歳に達するとのことです。(AIが苦手とする)詩や絵を創作する能力に加えて、将来はウェブサイト制作も可能になる見通しとのことです。
論文の質や量、AI研究者の人材数とレベル、AIの成長に必要なデータ量、いずれの点においても、中国の研究が米国を逆転しているだろう。
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この日経新聞の論点はずれています。
グーグルは遅くとも2018年には清華大学と共同研究を進めてきていますし(1)、マイクロソフトは2013年から清華大学と提携していますし(2)、アップルのCEOティム・クック氏は2019年に清華大学諮問委員会のトップに就任しています(3)。
さらにフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏は2012年に中国人女性と結婚していますし、2014年に清華大学で中国語で講演を行なっています(4)。
つまり、AI研究において、「米国と中国は競争している」というよりは、「共同で研究している」といると見ることができます。生物兵器としてのコロナウイルス研究の話とそっくりですね。ユダヤ人が米中の国境を越えて巧みに支配しているのでしょうね。
なお、ビッグテックが利用しているディープラーニング技術を用いたSiriやAlexaなどの特化型AIでは、画像とテキストのみしか分析ができないと言われています。よって、音声データについては、一旦テキスト化されて分析されています。
汎用AIとは人間と同様に様々な知的作業をこなすことのできるAIです。
長くなるので、手短に書きたいと思いますが、「汎用AIを生んだ国が世界覇権を取る」とされています。
「データは次の石油」とも言われています。
それは「第四次産業革命の汎用目的技術は、汎用AIである」ということでもあります。
第四次産業革命といってもピンとこない方が多いようですので、次の表で「産業革命の重要性と歴史」を理解されておかれると良いと思います。
産業革命 | 第一次 | 第二次 第三次 | 第四次 | |
汎用目的技術 | 蒸気機関 | 内燃機関 コンピューター 電気モーター インターネット | AI IOT 3Dプリンター | |
覇権国家 | イギリス | アメリカ アメリカ (ドイツ) | ? |
フランスのナポレオンがイギリスに敗れて、第一次産業革命がイギリスで起こりました。
ドイツはヒトラー政権が米国と同様に汎用目的技術を有していましたが、敗戦に追い込まれました。
ここでは曖昧にしますが、ナポレオンを倒したのも、ヒトラーを倒したのも同じ人達ですね。
以上、
「中国が覇権を取るのかもしれないけれど、実際にはユダヤ人が裏にいるんでしょ。」とご理解をいただけたなら幸いです。
また、よろしければ、SNSなどで拡散いただければ幸いです。
私は何度アカウントを作っても、作った瞬間に制限が課されるため、Twitterは自粛中です。
参考記事
(1) ツイッター社取締役に就任したAI学者、李飛飛氏の赤い経歴
(2) マイクロソフト、清華大学と知的財産権センターを共同設立
(3) アップルCEO、中国清華大ビジネススクール諮問委トップに指名
(4) ザッカーバーグ氏が中国語で講演、聴衆わかせる
実際の華智氷さんの素顔はこちらで確認いただけます。華やかで叡智があり氷のように冷たい女性なのでしょうか。🤔
▶︎中国清華大に「バーチャル女子学生」が入学
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